【実話系怪談】忌奇怪会~kiki-kaikai~【本当にあった怖い話】

Twitter→https://twitter.com/kikikai76211126?s=09 怖い話を集めています。 ある程度見て頂ける人が増えたら、wordpressなどを使って原文も合わせて投稿したり、 コメントなど頂けた人気の高い話は朗読系YouTubeでも公開しようと考えています。 現在はまだまだ細々と、1日1話投稿出来れば良いかな…と。二次使用などはご相談下さい。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

三十三夜目『肝試しの道中』

これはSさんが熊本県で体験した話です。大学生の時の話になる。知人4人で心霊スポットに向かう予定を立てていた。Sさん自身幽霊や心霊は全く信じないので軽い気持ちで付き合っていたそうだ。 話も煮詰まり大学から一番近い心霊スポットに決まり知人の車で出…

三十二夜目『母と祖母の確執』

これはKさんが東京都H市の実家に帰省した時の話です。Kさんの家は古くから地元に建っており、子供の頃に二世帯住宅に改装したものの、なんとなく薄暗い雰囲気が付き纏っていたそうだ。 少し前に同居している祖母が亡くなったのでお盆では精霊馬を作り迎える…

三十一夜目『遺骨』

これはHさんが千葉県K市で体験した話です。Hさんの実家は墓石屋を営んでいる。 元々神奈川県に住んでいて、仕事の都合で千葉に引っ越してきた。 ある日墓を掘り出した時に人間の頭蓋骨が出てきたそうだ。 そういうのは度々あり、通常はすぐに遺骨を遺族に返…

三十夜目『プッシュ音』

これはTさんが神奈川県Y市で体験した話です。もう25年くらい前の事、今は電話と言えばスマートフォンを中心とした光回線だが、昔はアナログ回線でプッシュ回線と呼ばれるものがあった プッシュフォンとは形状的には今の固定電話や公衆電話などのようにダイ…

二十九夜目『おむかえ』

これはKさんが埼玉県K市で体験した不思議な話です。Kさんの父は1995年に亡くなっていて、病気で何回も入退院を繰り返していた。Kさんは20代の頃から霊感的なものがあり特に親族が亡くなる日が何日か前にわかってしまうという、特異な体質だった。 血筋が濃い…

二十八夜目『屋上の人影』

これはOさんが広島県K市で体験した話です。看護師を目指して看護学校にいた頃の事、Oさんは病院に併設した看護学校の寮に入所していた。 その寮ではよく幽霊が目撃されていて、霊感の強いOさんも例外ではなかった。学校から寮に戻る途中に子供の泣き声を聞い…

二十七夜目『老婆』

これはNさんの叔父が40年前に山梨県M郡で体験した話です。20代だった叔父には釣りの趣味があり、よく友人と早朝から釣りをしに行っていたそうだ。 その日は「山梨県の河口湖へ行こう」と言う友人の提案で、深夜1時に家を出発した。 叔父の運転で車を走らせ、…

二十六夜目『病院での残業』

これはYさんが東京都A区で体験した話です。Yさんは昔病院で働いていたそうだ。受付で事務をやっていたのだが、仕事が終わらなくて残業することが多くあった。 夜七時ごろには外来の患者さんは一人もいなくなり、昼までの喧騒が嘘のように静まり返る。 外来…

二十五夜目『葬儀会場での声』

これはSさんが宮城県S市で体験した話です。祖母の葬儀の後、葬儀会館に泊まったときの出来事。寝支度を済ませ布団に横になりウトウトし始めた頃、女性の大きな金切り声が聞こえてきた。「ゆうじ!なんで死んじゃったのよ!!」そのときは隣の部屋の方が故人…

二十四夜目『足音』

これはMさんが東京都H市で体験した話です。Mさんが小学四年生の頃、当時は両親と姉と、四人で二階建ての一軒家に暮らしていた。 その家の隣には墓地があり、幼心にこれがなんとも不気味だったという。寝室は階段を上がって左に曲がった突き当りの部屋で、家…

二十三夜目『おかしな申し送り』

これはTさんが三重県K市で体験した話です。Tさんは少し前、老人ホームで勤務をしていた。老人ホームなので夜勤が定期的にあるのだが、夜勤中は何かと心霊現象に遭遇した。それはTさんだけでなく他のスタッフも夜勤中は幾度となく心霊現象を目撃したという…

二十二夜目『心霊系動画』

これはS子さんが千葉県I市の自宅で体験した話です。2年ほど前に引っ越して来て間もなくコロナ渦となり、仕事のない毎日を送るようになった。その頃身近な人を亡くしたばかりでふさぎ込む毎日だったのですが、更にコロナ生活のストレスも加わり何もすること…

二十一夜目『街灯の無い道』

これはAさんが山口県S市で体験した話です。昔、まだ車の免許を取得したばかりの頃、女ばかりの4人で少し遠出のドライブに出かけた。 帰る頃にはもう真っ暗で、それから1人ずつ送り届けていたのでどんどん夜遅い時間になっていた。 Aさんは友人の運転する車…

二十夜目『手渡された物』

これはAさんが中学生の頃、愛媛県I市で体験した話です。その日は満月で、カーテンの隙間から光が入りこんで部屋のものもある程度見えるくらい明るかった。自分の部屋を与えられていたAさんは部屋で一人寝ていたそうだ。 ふと、目が覚めた。恐らく時間は夜中…

十九夜目『目の前』

これはYさんが福島県I町で体験した話です。数年前、若かったのもあり夜中に4人グループで心霊スポットに行ってみた。そこは福島県I町の幽霊ペンションという場所。 ナビを見ながら運転するがなかなか目的地に到着出来ず、イライラしているYさんに助手席…

十八夜目『動物』

これは埼玉県に在住のHさんから聞いた話です。今から7年ほど前のこと、閑静な住宅街に一人のいじわるなおばさんがいたそうだ。 おばさんは子供と動物が嫌いなようで、いつも登下校する子供たちを監視したり、家の庭に入って来た猫を追い払ったりしていた。 …

十七夜目『スキンヘッド』

これはHさんの弟が大阪府N町で体験した話です。当時弟さんが高校3年生の時、真夜中に友人数名と原付きで大阪はN町にある山に行ったそうだ。 日頃から夜な夜な原付で走り回り、悪さをするようなヤンチャな性格だった。目的の山にある神社で、狛犬に2人ずつ跨…

十六夜目『絶対殺してやる』

これはTさんが愛知県O市で体験した話と、その後の話です。Tさんが高校生の頃、自宅の二階の自分の部屋のベッドで横になっていた時のこと。 それは冬の寒い頃で、眠りに落ちようとしていたとき耳鳴りがした。金縛りに合う前のいつも起きる予兆だと分かった。…

十五夜目『ジャングルジムの子』

これはWさんが長野県で体験した話です。Wさんが小学生の頃住んでいた地区には小さな公園がいくつもあって、その中でも自分のお気に入りの公園というものがあり、 友達や妹たちとよくお気に入りの公園に遊びに行っていたそうだ。 近所の市営団地の横にある公…

十四夜目『入った音』

これはUさんが北海道S市で体験した話です数年前、Uさんは中学時代の友人とお盆の時期に心霊スポットに行った時の事。 友人はスマートフォンで中の様子の動画を撮影していたそうだ。「やめとけよ」Uさんも口では友人を止めていたのですが、久々に会った2人…

十三夜目『おんり』

これはSさんが栃木県で体験した話です。Sさんは祖父母、父母、弟と共に、亡くなったひいおばあちゃんの家に行った時の事。 ひいおばあちゃんが亡くなってから、もう8年ほど経っていたのだが、近所の方からその地域に住んでる者ではない人たちが、庭にゴミを…

十二夜目『嫌な実家』

これはAさんが広島県H市で体験した話です。Aさんがまだ中学生だった頃、広島県の田舎の方にある実家に暮らしていた。家自体はあまり古い感じはないのだが、なぜか昔から嫌な感じのする家で、とくに2階は1人では居たくないほど嫌で、1人で留守番をしている…

十一夜目『乗せてきた』

これはSさんが長野県M市で体験した話です。Sさんは当時小学生中学年くらいの事、母の実家で祖父や祖母と一緒に住んでいたそうだ。 祖母は登山が好きで、休みの日によく友達と八ヶ岳などの山に登りに行っていた。 その日も朝早くから八ヶ岳へ登りに行ったの…

十夜目『ソロキャンプ』

これはKさんという方の従兄が神奈川県A郡で体験した話です。数年前に自衛隊員のKさんの従兄(仮にCさんとする)が、ソロキャンプへ行った時の事。 Cさんは職業柄、キャンプやサバイバルゲームが好きなアウトドア派で、毎年のように仲間とキャンプにでかけ…

九夜目『濡れている』

これはAさんが東京都S区で体験した話です。大学を卒業して上京してすぐのこと、会社の近くにある住宅街の古いアパートで一人暮らしを始めたAさんは、初めての社会人としての生活に四苦八苦しながら日々を過ごしていた。 慣れない仕事に疲れ、家に帰ったら…

八夜目『有名なホテル』

これはKさんが栃木県N市で体験した話です。Kさんが新卒で入ったホテル業界でのこと。そのホテルがあるのは有名な温泉街で目の前には大きな川が流れていた。 ホテルは12階建てで、沢山の客が泊まりに来るある程度有名な所だった。 接客マナーや近隣施設の…

七夜目『空き部屋の明かり』

これはTさんが東京都M市で体験した話ですTさんはいわゆる「霊感がある」状態だったようで、 他の人には見えないような、不思議なものや変なものが見えるということが多々あったそうだ 具体的には山道で全身が真っ白な女性の姿が見えたり、夜中に謎の声が聞…

六夜目『教室の足音』

これはOさんが岡山県O市で体験した話です。Oさんが小学生の頃、不登校気味で一人だけ学校の一番端にある教室で、受け持ちがない先生が交代で授業をしてくれていた。 その日、気分転換にでもと霊感を持っている先生が怖い話をしてくれた。 この話というのが…

五夜目『扇風機』

この話は、愛知県T市に住むMさんが先日体験した話です。Mさんはいわゆる「見える人」だ。それは幼い頃から見えていて、Mさんにとってその存在は日常風景とさして変わらないものだった。 現在住んでいるマンションの駐車場にも、ずっと同じ女の人が同じ場所に…

四夜目『手招きする男』

これはSさんが、埼玉県I市の高校に通っていた時に体験した話です。 当時、通学路の道沿いに立ち入り禁止の竹やぶがあった。 竹が生い茂っていて、その周辺は陰になってなかなか日が当たらず、いつも暗いイメージがだった。 生い茂った中は暗くて何も見えず…