【実話系怪談】忌奇怪会~kiki-kaikai~【本当にあった怖い話】

Twitter→https://twitter.com/kikikai76211126?s=09 怖い話を集めています。 ある程度見て頂ける人が増えたら、wordpressなどを使って原文も合わせて投稿したり、 コメントなど頂けた人気の高い話は朗読系YouTubeでも公開しようと考えています。 現在はまだまだ細々と、1日1話投稿出来れば良いかな…と。二次使用などはご相談下さい。

百九十六夜目『きぃ』

浴室から出ると、着替えも済んでいない俺に妻は「何か変な音がする」と言ってきた。 時刻は既に2時を回ろうとしている。もう寝たいというのが本当の所だが、妻の話を聞いてやらないと解放されそうもない。その時妻はリビングで読書をしていたらしい。きぃ…き…

百九十五夜目『深夜2時』

これはTさんが北海道I市で体験した話です。実家で体験した深夜2時頃の出来事です。 一般的な新築の一軒家なのですが、霊感の強い私には、度々気配を察知してしまうことがありました。その日は金縛りに遭い、あまりの苦しさで私は目を覚ましました。すると布…

百九十四夜目『やわらかいもの』

これはLさんが北海道I市で体験した話です。うちの母方の家系は、いわゆる第六感の強い家系でした。 私も私の姉も小さい頃は何度かそういう体験をしてきましたが、母の幼い頃の話が1番ゾッとしたのでそちらを話したいと思います。母がまだ幼い頃、祖母に連…

百九十三夜目『ビルの怪異』

これはYさんが東京都M区で体験した話です。もうかれこれ15年以上前の事、M区のMビルが完成し、しばらくしてから私が証券会社で働いていたときの話になります。その日は仕事が重なりクライアントからの問い合わせの処理で帰宅する時間が深夜になることが…

百九十二夜目『動く影』

これはHさんが東京都A区で体験した話です。私が高校生の頃、A区にある友達の家に泊りに行った時の話です。その日は友達のお宅でご飯をごちそうになり、そのままその子の家に泊りました。 友達と深夜まで女子トークを楽しんで、夜中の1時ごろにそろそろ休…

百九十一夜目『見える母』

これはGさんが熊本県M市で体験した話です。学生時代、一人暮らしをすることになった私は、父・母と不動産屋を訪れました。 そこで数件の不動産資料を見比べ、そのうち2件を内見させていただくことになりました。1件目の内見の際、普段おしゃべりな母が妙に…

百九十夜目『耳鳴りの噂話』

これはIさんが大阪府N市で体験した話です。高校1年生のときのことです。 私が通学に使う電車の中で女子高生が話している声がなんとなく聞こえてきました。この電車に乗ってると耳鳴りが聞こえて耳鳴りが止まると同時に人身事故が良くある、というなんとも…

百八十九夜目『帰る場所』

これは東京都H市にお住まいのMさんから聞いたお話です。私の父は個人タクシーの運転手をしていました。父曰く終電帰りの駅周辺は酔っ払いが多く狙い目だそうです。今から十年ほど前、深夜に駅周辺を流していた父は風変わりな男と出会いました。酔っ払いにし…

百八十八夜目『波打つ池』

これはSさんが愛知県A市で体験した話です。私が小学生の時の事。 当時、家の近所に大池という公園に隣接しているバス釣りやアヒルの餌やりが出来る池があった。 日中は人通りが多く、近所のご老人が散歩していたり、子供が遊んでいるのだが、夜には人通りも…

百八十七夜目『振り向く癖』

これはCさんが群馬県M市で体験した話です。昔から視える体質で、霊的なものを見ることが多かった。 ある日、家族で群馬県へ出かけた帰り道の出来事。その日は車で、夫と娘と私の3人で少し遠出をした。夫の運転で娘が助手席に座り、私は後部座席に座ってい…

百八十七夜目『三面鏡』

これはNさんが千葉県で体験した話です。私は、千葉県にある某工業団地で職人の仕事をしていた。 自宅は埼玉県なので、通勤にかなりの距離があるので、千葉県内に引っ越すことにした。 初めての引っ越しが不安で、職場の同僚のOさんに相談し、賃貸契約につい…

百八十六夜目『臨海学校の肝試し』

これはSさんが福岡県I市で体験した話です。小学校四年生の夏、臨海学校での事。 夜になると、宿泊していた旅館の上にある神社で、肝試しを行う事になった。 男女混合でそれぞれ3人ずつの6人編成で、10分おきに懐中電灯一本のみでスタートからゴールまで目指…

百八十五夜目『歯ぎしり』

これはBさんが熊本県U市で体験した話です。私が小学生の時の事だ。 今はもう亡くなっているが、昔は熊本県に住む母親の祖母の家に、家族で毎年夏や冬ごろに帰省していた。 祖母の家は二階建ての一軒家で一階に居間・和室・祖母の部屋、二階が一室に母の部…

百八十四夜目『ナースコール』

これはEさんが岡山県O市で体験した話です。いわゆる心霊スポットなどでの心霊体験といえば、見聞きした方は多いと思います。 幽霊って本当にいるの?心霊現象って本当に存在するの?と疑問に思う方も多いと思いますが、職業柄そういう現象とは多々出会うた…

百八十三夜目『追ってくる』

これはSさんが北海道S市で体験した話です。私が高校生の時の事。 いつものバンド練習を終え、帰路につく途中。 その日はバンド練習の後にメンバーと夕飯を食べたので夜遅い時間で真夜中の帰宅になった。 自転車に乗りいつもの道を通り、家に戻っていた。ど…

百八十二夜目『落下する音』

これはKさんが大阪府Y市で体験した話です。一人暮らしの友達Aの家に、私とB、Cで泊まりに行った夜のこと。 お酒を飲みながら恋バナをしていると、唐突にAが「そういえば皆、泊まるの初めてだよね。このマンション、出るんだよね」と、言い出した。「出るっ…

百八十一夜目『地獄のそうべえ』

数年前に古本屋へ行った時の話です。弟が漫画を大量に売りたいということで、その運搬を手伝う形で行きました。弟は山盛りの漫画本を持ち込んでいて、会計までしばらくかかるとのことでした。 私は、古本屋は利用したことがなかったので、物珍しい店内を一人…

百八十夜目『引越し初日』

これはKさんが大阪府O市で体験した話です。一人暮らしをすることになり、部屋を探していると、最寄り駅から徒歩5分以内・2LDK・風呂トイレがセパレート・築5年以内で家賃5万という破格のマンションを不動産屋さんに紹介された。流石に不審に思った私は 「な…

百七十九夜目『乗り込んだ女性』

これはMさんが大阪府O市で体験した話です。当時住んでいた部屋が8階建てのマンションの最上階。 その頃キャバ嬢をしていたので、それなりの自由になるお金があり、かなり設備のしっかりした新しいマンションで、ロビーにはエレベーターの中の防犯カメラの映…

百七十六夜目『笑う男』

これはHさんが埼玉県S市で体験した話です。母曰く、幼い私は仏壇の前やお墓が好きだったり、周りの人には見えないものと遊んでいるような変わった子だった。 人ならざる者の気配はもちろん、生きている人のオーラや、オーブ、赤い光の線等…変わったものが…

百七十五夜目『つかまれる』

これはKさんが埼玉県T市で体験した話です。友人4人でT市の山奥の方にドライブがてら心霊スポット体験をしていた時の事。 一人の友人が頭が痛いと言い出したので心配していると、「こういうのヤバいんだよね」と言い出した。その子は霊感が強いそうなのです…

百七十四夜目『インターホン』

これはKさんが京都府K市で体験した話です大学生の頃の事。田舎から市内に憧れをもち、一人暮らしを始め3年程経った頃。 大学では友人、後輩もでき不規則な生活ながらも楽しいと感じる生活を送っていた。ある日の夜、友人後輩含め5人程で、私の家で飲み明かそ…

百七十三夜目『お化け屋敷の仕事』

これはKさんが山梨県H市で体験した話です。私が当時、山梨県H市内にある遊園地に勤めていたときの体験。 同遊園地にはギネス記録にも掲載されたことのあるお化け屋敷があり、私はそこでオバケ役のスタッフとして働いてた。館内はお客様には分からないよう…

百七十二夜目『寮を徘徊する女』

これはCさんが沖縄県I市で体験した話です。私が高校の時に住んでいた寮は入学当時から幽霊がでると噂になっていた。 開かずの部屋が1つあり、夜中絶対その部屋の前には通らない方がいいと先輩から教えてもらったた。 実際に誰かがその寮で何かを見たという…

百七十一夜目『電話口の女性』

これはRさんが東京都N区で体験した話です。20年程前の事。 当時私は1人暮らしをしていたアパートの最寄り駅近くの小さなスナックでアルバイトをしていた。 その日はお店の定休日だったのだが、前日お店に忘れ物をしてしまいお店に取りに行きたいと考えてい…

百七十夜目『男女の霊』

これはMさんが大阪府K市で体験した話です。中学生の頃、昼過ぎに自宅でテレビを見ていたら無性に眠くなり耐えられず寝てしまった。 うっすら目が覚めたとき初めて金縛りという物を体験した。体がギュッと締まって動かなくなり目と指だけは動かせる状況に「…

百六十九夜目『今日も隣がやかましい』

ぼくが都内の大学に通っていたころの話。田舎から上京して一人暮らしを始めた。ぼくの部屋はおんぼろのワンルームの一階だった。入口から入っていちばん奥が僕の部屋だった。東京は地元とは比べ物にならないくらい家賃が高いからアパートがぼろいのは覚悟し…

百六十八夜目『ライダー』

これはHさんが兵庫県N市で体験した話です。当時私が兵庫県で仕事をしていた時のこと。 N市に住んでおり、仕事も夜22時くらいまで働き、帰宅するのが23時半を過ぎてしまう事もよくあり、帰るのが遅い仕事をしていた。休みの日にバイクで走るのが趣味だ…

百六十七夜目『ビーナスの微笑み』

これはCさんが千葉県N市で体験した話です。その時にお付き合いしていた彼氏と一緒に、あるセミナーに参加してその後のアフター集会にも参加して帰りが遅くなってしまい、「もう2時になるし、眠くて車の運転が危ないからその辺のホテルに泊まろう」と言い出…

百六十六夜目『階段の黒い影』

これはIさんが奈良県N市で体験した話です。約8年前に体験した出来事。 僕が小学生6年生で従兄弟の家に泊まりに行った時に起こった事だ。そこには従兄弟とその両親そしておじいちゃんが住んでいて、おじいちゃんの部屋にはおばあちゃんの仏壇がある。 従兄…