【実話系怪談】忌奇怪会~kiki-kaikai~【本当にあった怖い話】

Twitter→https://twitter.com/kikikai76211126?s=09 怖い話を集めています。 ある程度見て頂ける人が増えたら、wordpressなどを使って原文も合わせて投稿したり、 コメントなど頂けた人気の高い話は朗読系YouTubeでも公開しようと考えています。 現在はまだまだ細々と、1日1話投稿出来れば良いかな…と。二次使用などはご相談下さい。

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

九十夜目『仮説』

これはSさんが大阪府O市で体験した話です。小学校低学年の頃、とにかく泳ぐことが好きであった。 夏になると時間を見つけては市民プールに通い、朝から夕方まで泳いでいた。 特にお気に入りだったのが流れるプール。当時としては最新式で、広い敷地内をカ…

十の奇妙な話、その4

体験者:Mさん 兵庫県A市これは、私の姉が当時住んでいたアパートでの話です。 今から17、8年前に姉は兵庫県明石市の2階建てのアパートの1階に住んでいました。 まだ結婚前で同棲していた姉は、職場から通いやすくて安いアパートということで住むことに決…

十の奇妙な話、その3

体験者:Rさん 愛知県の自宅私が20歳代のころの話です。 ある夜、本当に唐突に幼稚園時代の友人A子が夢にでてきました。A子は卒園後遠くに引っ越したのでそれ以来一切かかわらずに過ごしてきました。実際に会ったりSNSでA子の情報を見たりはもちろん、日常の…

十の奇妙な話、その2

体験者:Mさん 宮崎県私が実際に体験した話です。彼氏の家にお泊りして、翌日の朝のこと。彼氏は仕事の為、朝5時に起きてお弁当を作っていました。 私は休みだったのでそのまま寝ていたのですが、突然足元の布団がめくれるような感覚に。彼氏のいたずら?と…

十の奇妙な話

体験者:Aさん 福岡県K市当時中学2年生だった私は、夜に実家で寝ていると初めて金縛りを体験してしまいました。 その時はとても怖くて、目が開けられなかった事を未だに覚えているのですが、その後誰かが布団の上にのしかかった様な圧を感じました。 その…

八十九夜目『つかれた』

これはAさんが長野県M市で体験した話だ。小学生の頃、田んぼと田んぼの間の細い道に小さな道祖神があった。 それは数十年前に雷に打たれて亡くなった女の子を慰霊するためのもので、いつも飴やクッキーなどのお菓子がお供えされていた。「雨の日は気をつけな…

八十八夜目『道に迷った人』

これはTさんが京都府K市で体験した話です。今から10年くらい前、京都の有名な観光地の近辺でアルバイトをしていた。昼間であれば修学旅行生や観光客がたくさんやってくるのだが、夕方から夜にかけては少し民家から離れているので、そこまで人とすれ違うこと…

八十七夜目『おばちゃん』

これはAさんが香川県T市で体験した話です。Aさんは、ある年のお盆にいとこの家へ遊びに行ったそうだ。夏休みということもあり、その日はAくんの家族、いとこ家族、さらにいとこの姉夫婦の三世帯が集まり、賑やかに過ごした。 大人たちはリビングで食事をしな…

八十六夜目『呼出ベル』

これはたWさんが大阪府O市で体験した話です。学生の頃、大阪のミナミにある某居酒屋でバイトをしていた。 テーブルの半個室11席と、お座敷の完全個室4席があるお店。 閉店後、店のテーブル席の床を掃き掃除していると、自分の後ろに人の気配があってピタッ…

八十五夜目『シートベルトの警告音』

これはIさんが千葉県H市で体験した話です。昔から有名な心霊スポットへ行った時のこと。そこは東京湾観音という施設に続くトンネルなのだが、工事の最中に事故があり、多くの作業員が亡くなったそうだ。 そのトンネル内でクラクションを鳴らすと車のガラス…

八十四夜目『病院での残業』

これはMさんが東京都にある病院で体験した話です。私は、物心がついたころから他の人は見ることのできない何かが見える体質だった。 私の勤めていた病院はその地区では大きな総合病院。 仕事が終わらずその日は21時過ぎまで残っていた時の事。仕事をしていた…

八十三夜目『ツーリング先で』

これはMさんの友人が島根県で体験した話です。 大学時代の友人、AとBの体験。 AとBは夏休みに関西の大学から九州までツーリングを計画しており、自然を背景にバイクの写真を撮りたいという理由で、島根県や鳥取県の山の道を通る予定にしていた。 しかしいざ…

八十二夜目『城跡近くの女性』

これはMさんが茨城県M市で体験した話です。母はもともと「霊感がある」と自分で言う人で、今では本当かどうかも分からないけど、霊感のない兄と私も一緒に遭遇した話。 近所に昔お城が建っていた跡地ががある。当時の母は軽量の荷物を届ける運送業のバイトをし…

八十一夜目『死者への冒涜』

これはMさんが同じバイト先の先輩から聞いた話です。先輩は車の修理会社で働いていた。 その会社では、事故車を扱うことも多く、先輩は霊的な体験をすることも多かったようだ。 ある日、とある事故車が運ばれてきて、先輩の上司が対応することになったそうだ…

八十夜目『公衆電話の声』

これは、Yさんが佐賀県K市で体験した話です。Yさんが昔から霊感が強い方で、不思議な体験をすることが何度もあったとか。 例えば、幽体離脱のような経験をしたり、空中を漂っている白い人影を見たてしまったり。ある日Yさんは学校の帰り道に、公衆電話の…

七十九夜目『赤いコートの女』

これはCさんが福岡県K市で体験した話です私が中学生の頃の夏休み、当時母と兄妹弟と一軒家に住んでいた。 ある夜、玄関の近くの手洗い場で手を洗っている時に兄が赤い服を着た人と帰ってきた。 友達連れてきたんだなぁと思い、居間に戻ると兄だけがいた。…

七十八夜目『罰当たりな祖父』

これはCさんか群馬県K市で体験した話です。もう亡くなってしまった明治生まれの祖父が引き起こした体験だ。 当時私が小学生の頃、自宅の仏壇が古くなったので奮発して立派なものに新調した。 次の日、朝一番に祖父が「昨日は地震があった」と言い出した。家…

七十七夜目『ボロボロの女の子』

これはSさんが神奈川県Y市で体験した話です。物心付く前のこと。私は寝付きの悪い子供だった。夜遅くに度々、私が寝ないあまり両親が車でドライブに連れて行ってくれていた。 後ろの座席で緩やかな車の揺れを感じて、前で何気ない話をしている両親を見ると…

七十六夜目『落書き』

これはYさんが岐阜県G市で体験した話です。高校3年生の頃、祖父母の家で居候をしていたときの事。 住んでいたのは祖父母と私の3人。季節は冬だったと記憶している。私が使わせてもらっていた部屋は、昔叔母が使っていた部屋。 叔母はイラストを描くのが大…

七十五夜目『夜中に見たもの』

これはNさんが岡山県T市で体験した話です。その日は高校の友人4人と、当時中学生の弟を交えた6人で、我が家でお泊まり会をしていた。 中高生のお泊まり会は、当然夜遅くまで寝ずにワイワイおしゃべりやゲームなどをして過ごしていたのだ。深夜の1時を回った…

七十四夜目『咀嚼音』

これはKさんが福島県H市で体験した話です。 。 実家に住んでいた時のことで、家族で平凡な毎日を過ごしていた。 中学生あたりからこの家は何かおかしい、何か変だと感じることが多く、姉と一緒によく、「今さぁ…」と話していました。 怖いといっても些細なも…

七十三夜目『竹藪の長屋』

これはRさんが大阪府F市で体験した話です。もともとは横浜に住んでいたのだが、中学三年のときに父親の仕事の関係で引っ越すことになったのがF市。 引っ越した先は、父親の勤める会社の社宅で、東名高速と東海道本線に挟まれた、丘陵の中腹あたりに建つ二…

七十二夜目『祟り』

これはNさんが山形県N市で体験した話です私が小学生のときの事。 近所の一軒家が火事になった。地方紙の社会面にも載った家事で、出火の原因は分からない。同じ町内に住んでいたが、全く知らない家だった。はっきり覚えていないが、それから数日経った頃。 …

七十一夜目『有名なトンネルにて』

これはAさんから伺った話です。今から約10年前、夫がまだ大学生の頃に起きた愛知県T市での体験。 深夜のバイト終わりに、バイト仲間のAくんと心霊スポットに行こうという話になり、どこへ行こうか話していたそうだ。「どうせならあいつも誘おうぜ」と共通の…

七十夜目『ホテルの御札』

これはSさんが長崎県N市で体験した話です。10年ほど前の事。私は仕事の都合上出張が多く、毎月色んな場所のビジネスホテルに宿泊している。 今回はその中で体験した話をしたいと思う。 長崎県N市にあるビジネスホテルで、玄関は南向きで、日当たりもよく綺…

六十九夜目『ため息』

これはAさんが福岡県H市で体験した話です。私がまだ大学生だった、二十歳頃の真冬の事。 一人暮らしをしていた家からキャンパスまでは、バスと電車を乗り継いで約一時間半。その日は一限目から授業が入っていたため、私はまだ真っ暗なうちから家を出て、風よ…

六十八夜目『見知らぬ人』

これはSさんが福島県K市で体験した話です。私は妻も二人暮らし。6階建て賃貸マンションの4階に居を構えて約4年ほど経ったが、不思議な体験をしたのはこれが最初で最後。 いつも妻の帰りが遅いため普段の買い物や料理は私が担当していた。その日も妻から「も…

六十七夜目『ただいま』

これはKさんが神奈川県S市で体験した話です。秋から冬にさしかかり肌寒くなった季節の事。 私はキッチンで少し急ぎながら夜ご飯の準備をしていた時 「ただいま」と、主人のいつもより暗い声がした。「おかえりなさい」と答えると、私の後ろを通り、キッチン…

六十六夜目『茶道部の日本人形』

これはKさんが愛知県N市で体験した話です。中学校に入学してすぐ、部活の体験入部期間というのが1週間あった。 私は友人と一緒に色々な部活を見て回ったのだが、1週間の最後の日は茶道部に見学に行くことを予め決めていた。 なぜかと言うと、体験入部期間の…

六十五夜目『訪ねてきた女の子』

これはMさんが静岡県H市で体験した話です。私が小学6年生の時。当時両親と弟の4人でアパートに住んでいた。 それは18時頃、その日家には母と私の2人で、父と弟の帰りをリビング待っていた時の事。遠くから「シャンシャンシャン」と鈴のような音が聞こえてきた…