【実話系怪談】忌奇怪会~kiki-kaikai~【本当にあった怖い話】

Twitter→https://twitter.com/kikikai76211126?s=09 怖い話を集めています。 ある程度見て頂ける人が増えたら、wordpressなどを使って原文も合わせて投稿したり、 コメントなど頂けた人気の高い話は朗読系YouTubeでも公開しようと考えています。 現在はまだまだ細々と、1日1話投稿出来れば良いかな…と。二次使用などはご相談下さい。

十の奇妙な話

体験者:Aさん
福岡県K市

当時中学2年生だった私は、夜に実家で寝ていると初めて金縛りを体験してしまいました。
その時はとても怖くて、目が開けられなかった事を未だに覚えているのですが、その後誰かが布団の上にのしかかった様な圧を感じました。
その後少し時間が経ち、金縛りは解け安心した私は再度眠りにつきました。
そしてその後、私は不思議な夢を見てしまいました。
私はトイレに行きたくなり部屋を出ました。
実家の構造がトイレの真横に玄関があったのですが、ふと玄関を見ると赤い着物を着た少しふくよかな女性が立っていまいした。
その時私は不思議と恐怖心などは全くなく、そしてその女性は私を見ると同時に笑顔で「大きくなったねぇ」と言い、そのまま実家に上がり込んで来ました。
目が覚めても鮮明に夢を覚えていた私は、母親にこの事を話してみると「あんたもうやめてよー」と言われてしまい、更には「おばあちゃんに聞いたの?」など言われてしまいました。
なんの事なのか全くわからなかった私は母親にその事を言うと、亡くなった曾祖母の見た目にそっくりだという事が後に分かり、全身に鳥肌が立ったのを今でも覚えています。
母親は過去に不妊治療をしていて、5年間授からなかった為にほぼ子供は諦めていたそうなのですが、当時亡くなる前に曾祖母から「あんたの子供が見たかったなー。出来たらいいのにねー」と言われた事があったそうです。
なので母親はその説明をした後に、「夢であんたに会いに来てくれたんでしょう」と微笑ましく笑っていました。
霊感など全く無いと思っていた私ですが、人生の中で一番不思議な体験をしたお話でした。


体験者:Oさん
自宅

あれは僕が小学校6年生の夏休みのときの出来事です。
その日は宿題もやらずき自宅で車のゲームをしていました。1階には祖母と母が談笑しており2階には自分一人でした。ゲームを2時間ほどやったあと、疲れたから1階におやつでも食べに行こうと思いゲームの電源を切った途端それは起きました。。。
壁にかけてあったピエロの鼻を押すと歌い出す置物が触ってもいないのに急に鳴り出したのです。
背筋がゾッとしたものの、しばらくそのピエロを見つめていたのですがしっかり最後まで歌いきり音は止んだのです。音が止んだ時の静かさが妙に怖くなり急いで1階に走って逃げました。階段を転げ落ちるかと思うぐらいに急いで逃げたので母さんは心配して、「どうしたの???」と聞いてきたので事情を説明し一緒に2階についてきてもらいました。
そうすると、、、さっきまでしっかりと付いていた電球が点滅して切れかけているのです。さっきまでなんの問題もなくしっかりとついていたのに...このタイミングで切れるか!?と思いさらに怖くなったのを覚えています。
母は大して驚いてもいなく気のせいだったんじゃない?電球は父さんに買ってきてもらうから大丈夫だよ!と言ってくれたのですが...。それからすぐに一人でピエロの置物を近くの路地裏のゴミ置き場みたいなところに捨てに行きました。その時気づいたのです。このピエロの置物、電池入ってなかった。なんで鳴っ、、、。


体験者:Oさん
マンション

いまでもこの出来事はよく覚えています。これは私がアパートで一人暮らしをしていたときの話です。
当時付き合っていた彼女がメンヘラな子でよく自殺をすると言い放って出て行くことがあったのですが、その日はいつもと違いました。電話をかけても出ない。メールを打っても帰ってこない。少し心配だったものの夜中になったらひょこっと帰ってくるべと思い一人就寝につきました。すると急にその彼女の親友から僕の携帯に電話がかかってきました。
そっちに〇〇いる?どこ行ったかわかる?
すごく焦った声でかけてきたのでびっくりして目が覚めたんです。
いないけど、たぶんあとで帰ってくるよと言い放ち、眠たいからと言い電話を切りました。するとその子が警察に電話したらしく僕のアパートに警察がやってきました。すると警察は言いました。「あなた〇〇さんに暴力を振るっているって通報があったのですが、、、。」
「いや、知りません!さっき出て行ってから帰ってきてないですけど暴力なんてふるってないです!」
わけがわからなく混乱状態で心臓バクバクしていたのを覚えています。
警察に事情を聞かれて納得して帰ってもらったのですが、僕自身納得がいかず眠りにつけずにいたとき。祖母から電話がかかってきました。
「あんた大丈夫かい?実はね、いま枕にじいちゃんが立って、仏間を見に行ったら白いモヤでモクモクしてたの」
僕は大丈夫だよと返事をして電話を切りました。ですが祖母がとても霊感が強かったことをこのとき思い出しました。祖父も心配して祖母に枕元で教えたのだと思います。

それから数日後、彼女は無事発見されて。
いま現在も一緒に穏やかな毎日を過ごしています。


体験者Oさん
自宅

北海道S市にある自宅で起こった出来事です。
当時ぼくは中学生でした。その日は誕生日で大きなホールのケーキを家族で食べていました。時刻は20時頃だったと思います。

お腹いっぱいになってテレビを見ていると足元に違和感を感じました。ふと足を見てみると小さな手が見えました。椅子に座っていたのですがパジャマの裾を掴んで後ろの方に向かってひっぱっていました。
となりに母さんがいたので小声で「母さん、足元見て...」と言いました。僕の表情を見て何かを察したのか何も言わず静かに足元をみました。
ですが母さんにはなにも見えなかったそうです。

その日をさかいに、寝ている時、歯を磨いている時など
パジャマの裾をひっぱられることが多々ありました。
親に話したのは誕生日のときの1回だけです。それ以降は慣れてしまい話す気にもなりませんでした。

そんなある日その裾をひっぱる正体がわかりました。
寝ている時、夢に知らない赤ちゃんの人形が出てきました。実際の赤ちゃんくらいある大きな人形で仁王立ちして睨むようにこちらを見ていました。
夢の中で不思議と怖くは感じなかったです。

朝起きて夢の話を母さんにすると、思い出したように
小さい頃、誕生日に親戚のおじさんから貰った赤ちゃんの人形の話をし始めました。
母さんは小さなころその人形をとても大事にしたいたそうで20代になって実家をでるときにその人形はどこにいったかわからなくなったそうです。

それからしばらくしてその現象は続いたのですが
母の実家に帰省した際、埃まみれでしたが物置の中にその赤ちゃんの人形を見つけたのです。

夢で出てきた赤ちゃんの人形と全く一緒で鳥肌が立って血の気がひいたのを覚えています。

その人形は母が自宅へ持って帰り大事にし始めてから僕のパジャマの裾をひっぱることはなくなりました。
たぶんですが、その人形はヤキモチをやいて僕を羨ましがっていたのかもしれません。


体験者:Fさん
新潟県

これは、私が高校生の時のお話です。
当時は今ほど、スピリチュアルな話が行き交っていなかったため、これが不思議な体験だったということに気が付きませんでした。
私は高校生で彼氏と夜、神社に待ち合わせをしていました。
自転車で、彼の待つ神社へと急いで自転車を漕いで行きました。
その途中には、たくさんの住宅がありましたが、平日の夜ということもあり、人の気配は全くありませんでした。
あまり夜が得意ではなかったので、少しその薄暗さに怖さを感じながら、早く待ち合わせ場所につかないかな、と思いながら自転車を漕いでいたのです。
少し自転車で走ると、自宅から少し離れてところに住んでいる人の家の前まで来ました。
その家の人は、少し不気味で近づきにくい雰囲気を持った人でした。
その家の周りに住んでいる人たちも、なんとなく近付きにくさを感じていたのか、話しかける様子もあまりなかったんです。
私はその不気味な人が住んでいる家の前を通り過ぎようとしました。
すると、何か視線を感じて、ふと家の方に目をやると…破れている障子の穴から、小さな男の人がこちらを見ていたんです!
私は最初、その家に住んでいる人かなと思いましたが、明らかに普通の人にサイズと違うんです。
そしてその小さな男の人は、お坊さんのような格好をして、小さな座布団に座って空中に浮かんでいました。
私は怖くなって、自転車を走らせると、今度はトンネルの上に工事現場の作業服のような格好をして、トンネルの上からわたしをみていました!
私は、ついてきたんだと思って、本当に怖くなり、急いで待ち合わせの神社へ向かうと、もうその小さなおじさんはついて来なくなりました。
特に私に変わった様子はなかったので、何か悪さをしようと思ったわけではなかったのだと思います。
しかし、その時に初めてそのような経験をしたので、すごく怖かったのを覚えています。


体験者:Nさん
栃木県N市

小学校時代からの親友がいます。彼女とはお互いママになった今でも仲良くしている、唯一無二の存在です。
私達は小学校6年の時、同じクラスでした。修学旅行でN市へ行った際の話になります。

同じクラスの女子は、泊まった旅館で2部屋に分かれていました。彼女とは別々の離れた部屋になってしまいました。
彼女は当時とても引っ込み思案で、思ったこともあまり口にできず、クラスでも彼女と会話できる人は限られていました。

そんな彼女が旅館の部屋でずっと泣いている、と級友が私を呼びに来ました。何を聞いても答えないけれど、とにかくずっと泣いている、と。

私は部屋へかけつけましたが、彼女は何も話してくれませんでした。ただひたすらシクシクと泣いているだけで、お風呂の時間と呼ばれたので私は自分の部屋へ戻り、その日はもう彼女に会うことなく就寝時間を迎えました。

翌朝会うと、彼女は一層暗い顔をしていましたが、頑なに口を閉ざします。
2泊3日の修学旅行を終えて自宅に帰り、その1週間後、思わぬことからその話を聞くことになります。

彼女が修学旅行から戻ると両親が家にいなくて、兄に聞くと葬儀で遠出している、と聞かされます。
その葬儀はいとこのお姉さんの葬儀でした。

「私さ、修学旅行の一日目の夜、泣いてたじゃん?あの時、窓の外に女の人がいて、ずっと話しかけてきて怖かったから泣いていたんだ」と。
女の人は若くて、どこか見たことがあるような気がするけれど、そこは5階の窓の外。
女の人がずっと自分に語り掛けてくるのが怖くて、直視できなかったそうです。
すごく怖かったけれど、みんなには見えていない、聞こえていないものを説明するのは無理だと悟り、黙っていた、と。

「今思えばあの女の人、そのいとこのお姉さんだったと思う。まだ死にたくないって何度も言ってた。21歳で事故に遭ったみたい…」と言うのです。

彼女が嘘をつくような子ではないことを私は知っています。またもし作り話だったとしても、わざわざそれを私だけに伝える意味を考えると、それは真実なのだと思いました。

後にも先にも他に何かが見えたり聞こえたりしたことはなく、たった一度だけの経験でしたが、きっといとこのお姉さんは彼女にお別れを言いに来てくれたのかな?と思います。ただそれが小6の子にとっては恐怖に感じたという話ならいいな、といつも考えてしまいます。


体験者:Rさん
東京都

私の母は、看護師として総合病院で働いています。看護師の間では心霊現象のうわさをしょっちゅう耳にするそうですが、母にはそういった体験がなかったそうです。そんな母がついに不思議な経験をしたのです。

総合病院には毎日たくさんの患者さんがやってきます。そんな中、母が特に気に掛けていた患者さんがいました。高齢の患者Kさんです。Kさんは、意識がなく昏睡状態が続いていており、家族の見舞いもありませんでした。おしゃべり好きの母は、点滴やシーツを変える際に、意識のないKさんに楽しい雑談も交えながらしゃべりかけていたそうです。返事のないKさんに話し続けるのは、滑稽な感じもしましたがKさんが聞いてくれているような気がしたそうです。

ある日、母が準夜勤開けで夜中12時過ぎに自転車で家に向かっていると、自転車のチェーンが外れてしまいました。病院に引き返そうかとも思ったそうです。しかし、お昼にはまた出勤なので一度家に帰りたいと思い、自転車を押して帰ることにしました。その日は運悪く、夜中なのに渡ろうとした全ての信号が赤になったのです。それでも、やっと家について眠りにつきました。

すると、明け方の4時ごろふっと目が覚め、枕元に男性を思わせる影が立っていたそうです。一瞬、泥棒かと身構えたのですが金縛りで動けなくなりました。影はしばらく枕元に立ってから光の中に消えていったそうです。

その日、母がお昼に出勤すると、引き継ぎの看護師からKさんが午前4時ごろ亡くなったと聞かされました。遺体はつい先ほど、葬儀に向かったとのことでした。母は、寝たきりのKさんとは一度も言葉を交わすことはありませんでした。それでも、最後にお別れを言いにきてくれたのではないかと思ったそうです。


体験者:Mさん
福岡県N市

1年ほど前の話なんですが、家をリフォームしてまだ間もない時です。
夜に寝室で寝ていると、バンッ!という壁を叩くような音がして目が覚めました。その日は疲れていて眠りも深かったので、音に気づいても目を開ける気にはならなかったのですが、その時急に子供の声がしました。

「○○ちゃん(私の娘です)って、ず〜っとここで、起きなきゃいけないの〜?」

まだ幼い子供の声で、男の子か女の子か分からないような声でした。でも当時幼稚園児のうちの娘と同じくらいかな〜くらいの感じがしました。
私はその声を聞いた途端、眠気がブワッと飛んで手に汗がダラダラでてきて心臓がバクバクしたのを忘れられません。
寝室には私以外に主人と子供達がいましたが、自分の頭上から声がした気がして全く動けませんでした。
そして寝たフリしないと〜って思って呼吸を整えようと頑張ってましたが、心臓の音は落ち着かず汗も止まらずただただ恐ろしかったです。
怖がりの私にはこの状況をどうしたらいいのか分からずただただ目をつぶったままでした。

なぜこんなに怖がっているかと言いますと、もう10 年ほど前になりますがすぐ近くの建物で子供が殺害されるという事件があったので、その子なのではないかという心配があったんです。その子は霊能者さんによるとまださまよってるようなのでその子なのかなとすぐによぎったのです。
それ以降はなにもないので気のせいならいいのですが…


体験者:Nさん
実家

高校1年、金縛りに合う経験が多い時期でした。
当時、伏せで自分の腕が目の前にある状態で寝ており、
背丈が一緒の、2人の子供に腕を引っ張られ、一緒に走っている夢をみていました。
最初は楽しく笑いながら走っていたのですが、何故か急に恐怖心に襲われた私。
引っ張られている腕を離そうとしますが、強く握られた腕は離れませんでした。

夢の中だと気付いていたので、目を覚まそうと試みるも現実に戻れません。
さらに恐怖を感じた私は、『このままでは殺されてしまう』と思い、必死に目を覚ますよう夢の中で唱えていました。
どうにか目を覚ますことが出来た私、大きく息は上がり、冷や汗が額をつたっていました。
直後、目に飛び込んできたのは、目の前にある腕に青い手で掴まれた残影と感覚で体中を震え上がらせました。
ただの金縛りではないと感じた私は、起き上がり直ぐに母に一連の流れを話しました。

話をしている途中、母の顔が明らかに青ざめ、私に問いました。

「その子供は双子だった?」

確かに背丈は一緒くらいの子供でしたが、顔までは見えず後ろ姿のシルエットしか記憶にありませんでした。
母は確信を得たように話始めました。

「実はあなたが生まれる前に、双子をおろしているの」

双子を授かりやすい家系のようですが、障害を持った子が生まれる可能性が高いと言い伝えられており、
両親に大反対され、おろす決断に至ったそうです。
初めて耳にする事実に驚きましたが、夢の中での出来事に納得がいきました。
私を連れて行こうとしたのかなと、、、、


体験者:Mさん
アパート

この話は10年前の私がまだ小学5年生の時の話です。
私はその頃古いアパートで両親と三人で暮らしていました。
ある日、学校から家に帰るとガラスドアの向こうに見慣れない人影が見えるのです。
恐る恐るドアに近づき開けてみると、そこには誰もいませんでした。何かの見間違いかと思いその時はそのまま終わりました。

そして数日後。夕食を済ませてお風呂に入っていると、前に見たガラス窓の向こうに移る人影の事を思い出しました。
私はゾッとしてすぐにお風呂からあがりました。
そして、夜。いつも両親と同じ部屋で寝ていて、私は端っこのガラスドアの近くで寝ていました。
夜にトイレで目が覚めました。何か違和感を感じガラス窓の方を見てみると前に見た人影が写っていたのです。
その時は凄く怖かったのを覚えています。その人影をよく見てみると老婆のような人影でした。私は怖かったのですが、少し気になりガラス窓をちょっと開けてしまったのです。

すると、そこにいたのは白い服を着た老婆が立っており、こちらを見てきたのです。
私は「見つかってしまった!」と思い急いで、布団に隠れて老婆がいなくなるのを待っていましたがみるみる近づく足跡が聞こえてきて私の布団の前まで来ました。
私は怖すぎてそのまま気絶してしまい朝を迎えることになりました。