【実話系怪談】忌奇怪会~kiki-kaikai~【本当にあった怖い話】

Twitter→https://twitter.com/kikikai76211126?s=09 怖い話を集めています。 ある程度見て頂ける人が増えたら、wordpressなどを使って原文も合わせて投稿したり、 コメントなど頂けた人気の高い話は朗読系YouTubeでも公開しようと考えています。 現在はまだまだ細々と、1日1話投稿出来れば良いかな…と。二次使用などはご相談下さい。

東京都

百九十三夜目『ビルの怪異』

これはYさんが東京都M区で体験した話です。もうかれこれ15年以上前の事、M区のMビルが完成し、しばらくしてから私が証券会社で働いていたときの話になります。その日は仕事が重なりクライアントからの問い合わせの処理で帰宅する時間が深夜になることが…

百九十二夜目『動く影』

これはHさんが東京都A区で体験した話です。私が高校生の頃、A区にある友達の家に泊りに行った時の話です。その日は友達のお宅でご飯をごちそうになり、そのままその子の家に泊りました。 友達と深夜まで女子トークを楽しんで、夜中の1時ごろにそろそろ休…

百八十九夜目『帰る場所』

これは東京都H市にお住まいのMさんから聞いたお話です。私の父は個人タクシーの運転手をしていました。父曰く終電帰りの駅周辺は酔っ払いが多く狙い目だそうです。今から十年ほど前、深夜に駅周辺を流していた父は風変わりな男と出会いました。酔っ払いにし…

百八十一夜目『地獄のそうべえ』

数年前に古本屋へ行った時の話です。弟が漫画を大量に売りたいということで、その運搬を手伝う形で行きました。弟は山盛りの漫画本を持ち込んでいて、会計までしばらくかかるとのことでした。 私は、古本屋は利用したことがなかったので、物珍しい店内を一人…

百七十一夜目『電話口の女性』

これはRさんが東京都N区で体験した話です。20年程前の事。 当時私は1人暮らしをしていたアパートの最寄り駅近くの小さなスナックでアルバイトをしていた。 その日はお店の定休日だったのだが、前日お店に忘れ物をしてしまいお店に取りに行きたいと考えてい…

百六十九夜目『今日も隣がやかましい』

ぼくが都内の大学に通っていたころの話。田舎から上京して一人暮らしを始めた。ぼくの部屋はおんぼろのワンルームの一階だった。入口から入っていちばん奥が僕の部屋だった。東京は地元とは比べ物にならないくらい家賃が高いからアパートがぼろいのは覚悟し…

百六十三夜目『事故物件に棲む者』

これはYさんが東京都H市で体験した話です。2018年5月の事、私は結婚した為これまで住んでいた賃貸住宅が狭いと感じ、妻と引っ越しをした。 引っ越し先に選んだ物件はH市にある築16年の5階建てマンション、間取りは2DKで家賃が4万2000円という物件だった。 …

百五十三夜目『かくれんぼ』

これはIさんが東京都K市で体験した話です。これは何年か前に1人暮らしをしていた時の事。 ある夜、私はいつものように寝ていた時に夢を見た。 場所は大きな畳敷きの縦に長い宴会場のようなところで、両サイドには精進料理を食べるような小さなテーブルのよ…

百四十四夜目『部屋に留まった記憶』

これはNさんが東京都M市で体験した話です。引っ越してきて1週間ほどたった何の変哲もない夜に、眠りについていると今までに見たことのない夢を見た。 ただ内容を鮮明に今でも覚えているということはとても印象深い出来事だったからだと思っている。これは…

百三十九夜目『後ろの女性』

これはYさんが東京都H市で体験した話です。2020年9月上旬の事だ。 私は霊感が全く無くこれまでに幽霊というモノを1度も見た事は無く正直霊というモノを信じていなかった。 休みの日に趣味である釣りをしに1人でH市を流れる大きな川へと行った時、朝から夕方…

百三十六夜目『落ちた』

これはGさんが東京都S区で体験した話です。この日は、大学の授業で使う画材を買いに朝から新宿駅周辺をウロウロしていた。 どんよりとした曇り空だったのだが幸いにも雨は降っておらず、早く買い物を終わらせて家に帰ろうといくつかのお店を駆け回っていた…

百三十二夜目『病棟に現れた白いモヤ』

これはIさんが東京都H市で体験した話です。私は病院に勤めている。 病棟勤務で夜勤があり、夜の病院といえば怖い話がつきもので私の経験した数ある怖い話の中のひとつの話。 4名で1フロアの夜勤をしており、その日は立ち上がり転倒の危険のある患者がいたた…

百四夜目『訴え』

これはAさんが東京都で体験した話です。妹が救急車で病院に搬送された と、妹と一緒に住む彼氏から突然電話が入った。 時間は午後8時。家族全員で自宅で夜ご飯を食べ終え、ゆったりとしていた時に、その連絡はあった。 彼氏曰く「僕は家族では無いので入院…

九十五夜目『怖い人』

これはNさんが東京都練馬区で体験した話です。あれは今から10年ほど前、まだ私が中学生だった頃。 中学で仲のよかったAちゃんとBくんと学校帰りに近所の公園で道草をして帰るのが日課になっていた。 他愛もない話をしたり駄菓子を食べたり、何気ない時間が…

九十三夜目『かえして』

これはSさん東京都C区で体験した話です。Sさんが地元の大阪から東京の大学に進学するため実家を出て、東京に引っ越しをすることになった時の事。東京の家を探しているとSさんの高校の同級生で友達のM君が「俺の叔母さんがこの間まで住んでいた部屋が空いてん…

八十四夜目『病院での残業』

これはMさんが東京都にある病院で体験した話です。私は、物心がついたころから他の人は見ることのできない何かが見える体質だった。 私の勤めていた病院はその地区では大きな総合病院。 仕事が終わらずその日は21時過ぎまで残っていた時の事。仕事をしていた…

五十二夜目『日常茶飯事』

これはHさんが、東京都K市で体験した話です。Hさんが19歳から23歳までの四年間付き合った彼氏の家での出来事。 彼氏は自分で霊感が強いと言う人でしたが、Hさんは見えないものは信じないタイプでその手の話には興味がなかった。 彼氏の家に遊びに行く事も多…

四十四夜目『訪ねてくる人たち』

これはYさんが東京都E区で体験した話です。とある診療所に勤めていた時の事。医療事務として働き始めて数年後、看護助手の方が退職されてYさんが医療事務と兼務で看護助手をやることになった。 最初は仕事を覚えることで必死だったが、少しずつ慣れてきた…

四十一夜目『階段の足音』

これはSさんが東京都T市で体験した話です。Sさんが小学生の時、当時は霊的な話や怖い話が好きで本を読んだり、心霊番組を見ることが多かった。 少し前に大好きだった祖父が亡くなり、初めて死後の世界を意識し始めた頃だった。 ある日、両親と弟が買い物に…

三十七夜目『格安の物件』

これはYさんが2019年10月に東京都N区で体験した話です。Yさんは仕事の関係で神奈川県内から東京都に引っ越して来た。 独身なので家族は居らず物件探しは出来るだけ家賃の安い物件が良いと考えて、とある不動産屋に行くと1DKの間取りの家賃が39000円という…

三十二夜目『母と祖母の確執』

これはKさんが東京都H市の実家に帰省した時の話です。Kさんの家は古くから地元に建っており、子供の頃に二世帯住宅に改装したものの、なんとなく薄暗い雰囲気が付き纏っていたそうだ。 少し前に同居している祖母が亡くなったのでお盆では精霊馬を作り迎える…

二十六夜目『病院での残業』

これはYさんが東京都A区で体験した話です。Yさんは昔病院で働いていたそうだ。受付で事務をやっていたのだが、仕事が終わらなくて残業することが多くあった。 夜七時ごろには外来の患者さんは一人もいなくなり、昼までの喧騒が嘘のように静まり返る。 外来…

二十四夜目『足音』

これはMさんが東京都H市で体験した話です。Mさんが小学四年生の頃、当時は両親と姉と、四人で二階建ての一軒家に暮らしていた。 その家の隣には墓地があり、幼心にこれがなんとも不気味だったという。寝室は階段を上がって左に曲がった突き当りの部屋で、家…

九夜目『濡れている』

これはAさんが東京都S区で体験した話です。大学を卒業して上京してすぐのこと、会社の近くにある住宅街の古いアパートで一人暮らしを始めたAさんは、初めての社会人としての生活に四苦八苦しながら日々を過ごしていた。 慣れない仕事に疲れ、家に帰ったら…

七夜目『空き部屋の明かり』

これはTさんが東京都M市で体験した話ですTさんはいわゆる「霊感がある」状態だったようで、 他の人には見えないような、不思議なものや変なものが見えるということが多々あったそうだ 具体的には山道で全身が真っ白な女性の姿が見えたり、夜中に謎の声が聞…