【実話系怪談】忌奇怪会~kiki-kaikai~【本当にあった怖い話】

Twitter→https://twitter.com/kikikai76211126?s=09 怖い話を集めています。 ある程度見て頂ける人が増えたら、wordpressなどを使って原文も合わせて投稿したり、 コメントなど頂けた人気の高い話は朗読系YouTubeでも公開しようと考えています。 現在はまだまだ細々と、1日1話投稿出来れば良いかな…と。二次使用などはご相談下さい。

ショート

百九十六夜目『きぃ』

浴室から出ると、着替えも済んでいない俺に妻は「何か変な音がする」と言ってきた。 時刻は既に2時を回ろうとしている。もう寝たいというのが本当の所だが、妻の話を聞いてやらないと解放されそうもない。その時妻はリビングで読書をしていたらしい。きぃ…き…

二十二夜目『心霊系動画』

これはS子さんが千葉県I市の自宅で体験した話です。2年ほど前に引っ越して来て間もなくコロナ渦となり、仕事のない毎日を送るようになった。その頃身近な人を亡くしたばかりでふさぎ込む毎日だったのですが、更にコロナ生活のストレスも加わり何もすること…

十九夜目『目の前』

これはYさんが福島県I町で体験した話です。数年前、若かったのもあり夜中に4人グループで心霊スポットに行ってみた。そこは福島県I町の幽霊ペンションという場所。 ナビを見ながら運転するがなかなか目的地に到着出来ず、イライラしているYさんに助手席…

十八夜目『動物』

これは埼玉県に在住のHさんから聞いた話です。今から7年ほど前のこと、閑静な住宅街に一人のいじわるなおばさんがいたそうだ。 おばさんは子供と動物が嫌いなようで、いつも登下校する子供たちを監視したり、家の庭に入って来た猫を追い払ったりしていた。 …

十六夜目『絶対殺してやる』

これはTさんが愛知県O市で体験した話と、その後の話です。Tさんが高校生の頃、自宅の二階の自分の部屋のベッドで横になっていた時のこと。 それは冬の寒い頃で、眠りに落ちようとしていたとき耳鳴りがした。金縛りに合う前のいつも起きる予兆だと分かった。…

十五夜目『ジャングルジムの子』

これはWさんが長野県で体験した話です。Wさんが小学生の頃住んでいた地区には小さな公園がいくつもあって、その中でも自分のお気に入りの公園というものがあり、 友達や妹たちとよくお気に入りの公園に遊びに行っていたそうだ。 近所の市営団地の横にある公…

十四夜目『入った音』

これはUさんが北海道S市で体験した話です数年前、Uさんは中学時代の友人とお盆の時期に心霊スポットに行った時の事。 友人はスマートフォンで中の様子の動画を撮影していたそうだ。「やめとけよ」Uさんも口では友人を止めていたのですが、久々に会った2人…

十三夜目『おんり』

これはSさんが栃木県で体験した話です。Sさんは祖父母、父母、弟と共に、亡くなったひいおばあちゃんの家に行った時の事。 ひいおばあちゃんが亡くなってから、もう8年ほど経っていたのだが、近所の方からその地域に住んでる者ではない人たちが、庭にゴミを…

十二夜目『嫌な実家』

これはAさんが広島県H市で体験した話です。Aさんがまだ中学生だった頃、広島県の田舎の方にある実家に暮らしていた。家自体はあまり古い感じはないのだが、なぜか昔から嫌な感じのする家で、とくに2階は1人では居たくないほど嫌で、1人で留守番をしている…

十一夜目『乗せてきた』

これはSさんが長野県M市で体験した話です。Sさんは当時小学生中学年くらいの事、母の実家で祖父や祖母と一緒に住んでいたそうだ。 祖母は登山が好きで、休みの日によく友達と八ヶ岳などの山に登りに行っていた。 その日も朝早くから八ヶ岳へ登りに行ったの…

十夜目『ソロキャンプ』

これはKさんという方の従兄が神奈川県A郡で体験した話です。数年前に自衛隊員のKさんの従兄(仮にCさんとする)が、ソロキャンプへ行った時の事。 Cさんは職業柄、キャンプやサバイバルゲームが好きなアウトドア派で、毎年のように仲間とキャンプにでかけ…

九夜目『濡れている』

これはAさんが東京都S区で体験した話です。大学を卒業して上京してすぐのこと、会社の近くにある住宅街の古いアパートで一人暮らしを始めたAさんは、初めての社会人としての生活に四苦八苦しながら日々を過ごしていた。 慣れない仕事に疲れ、家に帰ったら…

八夜目『有名なホテル』

これはKさんが栃木県N市で体験した話です。Kさんが新卒で入ったホテル業界でのこと。そのホテルがあるのは有名な温泉街で目の前には大きな川が流れていた。 ホテルは12階建てで、沢山の客が泊まりに来るある程度有名な所だった。 接客マナーや近隣施設の…

七夜目『空き部屋の明かり』

これはTさんが東京都M市で体験した話ですTさんはいわゆる「霊感がある」状態だったようで、 他の人には見えないような、不思議なものや変なものが見えるということが多々あったそうだ 具体的には山道で全身が真っ白な女性の姿が見えたり、夜中に謎の声が聞…

六夜目『教室の足音』

これはOさんが岡山県O市で体験した話です。Oさんが小学生の頃、不登校気味で一人だけ学校の一番端にある教室で、受け持ちがない先生が交代で授業をしてくれていた。 その日、気分転換にでもと霊感を持っている先生が怖い話をしてくれた。 この話というのが…

五夜目『扇風機』

この話は、愛知県T市に住むMさんが先日体験した話です。Mさんはいわゆる「見える人」だ。それは幼い頃から見えていて、Mさんにとってその存在は日常風景とさして変わらないものだった。 現在住んでいるマンションの駐車場にも、ずっと同じ女の人が同じ場所に…

四夜目『手招きする男』

これはSさんが、埼玉県I市の高校に通っていた時に体験した話です。 当時、通学路の道沿いに立ち入り禁止の竹やぶがあった。 竹が生い茂っていて、その周辺は陰になってなかなか日が当たらず、いつも暗いイメージがだった。 生い茂った中は暗くて何も見えず…

三夜目『廃駅のホーム』

これはEさんが体験した話です10代後半のころ、心霊スポットにいくことが流行っていた。 そこで車の免許を取ったばかりの学生4人のEさんたちは、今は使われていない電車のホームに行くことにした。「車擦ったら最悪だな」男性が3人、女性はEさん1人で真夏…

二夜目『汚れたぬいぐるみ』

これはMさんが自宅で体験した話です。散らかし放題の居間、また娘が散らかしたまま片付けていないということに苛立ちながら、床に投げ捨てられたおもちゃをおもちゃ箱の中に入れていた。「これ、何かしら」普段見慣れない泥まみれのぬいぐるみがあり、Mさんは…

一夜目『4人家族』

これはAさんが高校卒業直後に、沖縄県中部G市の某所で体験した話です。「免許取ったし、どこかいかない?」高校卒業してまもなくAさんの友人が車の免許を取ったので、どこかドライブに行こうと連絡があった。 Aさんは仲の良かった男女4人を集めて、目的地…