【実話系怪談】忌奇怪会~kiki-kaikai~【本当にあった怖い話】

Twitter→https://twitter.com/kikikai76211126?s=09 怖い話を集めています。 ある程度見て頂ける人が増えたら、wordpressなどを使って原文も合わせて投稿したり、 コメントなど頂けた人気の高い話は朗読系YouTubeでも公開しようと考えています。 現在はまだまだ細々と、1日1話投稿出来れば良いかな…と。二次使用などはご相談下さい。

百五夜目『白いモヤ』

これはLさんが宮城県S郡で体験した話です。今から30年前、私がまだ10歳の小学生だった頃の事。 夏休みに両親と妹と家族4人で母方のおばあちゃん家に帰省することになった。 私と母と妹は半月ほど、父は仕事があるのでお盆の間だけ泊まってた。夏休みに…

百四夜目『訴え』

これはAさんが東京都で体験した話です。妹が救急車で病院に搬送された と、妹と一緒に住む彼氏から突然電話が入った。 時間は午後8時。家族全員で自宅で夜ご飯を食べ終え、ゆったりとしていた時に、その連絡はあった。 彼氏曰く「僕は家族では無いので入院…

百三夜目『ピアノの音』

これはSさんが岩手県K郡で体験した話です。私が高校2年生の時の事。 当時実家が貧しく、築60年超え、家賃月に500円の小さな木造戸建ての団地に家族三人で住んでいた。平成中期の世には珍しいほど内外装や風呂トイレの設備が昭和初期感を醸し出していて今思え…

百二夜目『点検中のエレベーター』

これはGさんが福岡県H市で体験した話です。高校の寮での実体験だ。 私が生活していた寮は6階建で、1階に食堂、自販機、2階にランドリー、自習室、3階から6階までが生徒が寝る部屋という構造で、その時期は3階・4階は入寮している人数の関係で封鎖されてい…

百一話目『トイレの』

これはHさんが北海道E市で体験した話です。私が高校生の頃の事。 私の母校は増築に増築を重ねて、とても複雑な入り組んだ仕様だったので元々あった窓を塞いでしまっていたり、電気の接触が悪く薄暗かったり、あまりにも新しく増築された部分が綺麗な為に、…

百夜目『一緒に』

これは佐賀県に住むSさんから聞いた話です。私の元同僚・Aさん(現在60歳)が、若い頃に体験された不思議な出来事。 正確に言うと、体験したのはその方の旦那様で、Aさんはその様子を目撃したそうだ。 ある日、Aさんの旦那様は、バイク仲間3人でツーリング…

九十九夜目『学校の七不思議』

これはMさんが京都府H市で体験した話です。私のいた中学校には、ちょっと怖いトイレがあった。 しかしそこに入ったことがある人は誰もいない、というより入りようがなかったのだ。そのトイレは、あまり使わない校舎の1階にあった。 校舎の外にある木のせい…

九十八夜目『さがしもの』

これはMさんが徳島県T市で体験した話です。場所は徳島県の標高190メートル程度の山としてはとても規模の小さな山。その日、私は彼女とデートをしていた。夜になりドライブをしていた時に夜景を見に行っていたときのこと。12月の風が強い日だった。その山に…

九十七夜目『インターホン』

これは北海道W市でKさんの旦那様が体験した話です。夫が会社の社宅で経験した話。 夜寝ている時に、夫は当時5階に住んでいたのだが、夜中に階段を登る音が響いてきたそうだ。 コンクリートの階段を一歩一歩、コツン、コツン・・・と上がってくる靴音が。夫…

九十六夜目『行方不明』

これはWさんが兵庫県A市で体験した話です。僕自身が15年前に体験した事。 当時新聞配達のアルバイトをしていて、その日も午前2時30分から原付に新聞を積み込んでいた。 すると先輩バイトさんが「また増えてるなあ」と言っているのが聞こえた。僕はその言葉…

九十五夜目『怖い人』

これはNさんが東京都練馬区で体験した話です。あれは今から10年ほど前、まだ私が中学生だった頃。 中学で仲のよかったAちゃんとBくんと学校帰りに近所の公園で道草をして帰るのが日課になっていた。 他愛もない話をしたり駄菓子を食べたり、何気ない時間が…

九十四夜目『上がらない窓』

これはNさんが福岡県K市で体験した話です。ある夏の日、友人グループで夜景を見に行った時のこと。A君B君の男2人とCちゃん私の女2人でドライブをしていて、夜11時頃、予定も無くなり、せっかくだから夜景を見に行こうという事になった。 そこはよくカッ…

九十三夜目『かえして』

これはSさん東京都C区で体験した話です。Sさんが地元の大阪から東京の大学に進学するため実家を出て、東京に引っ越しをすることになった時の事。東京の家を探しているとSさんの高校の同級生で友達のM君が「俺の叔母さんがこの間まで住んでいた部屋が空いてん…

九十二夜目『廃病院の女性』

これはEさんが愛知県N市で体験した話です。高校生の頃、友人達と地元で有名な廃病院へ肝試しに行った時の事。 そこは産婦人科で立ち入り禁止となっていたが、興味本位で皆で侵入したのだ。 実際そこでは何か問題があったわけではないのだが、ふざけて皆で写…

九十一夜目『学校の怪』

これはHさんが福島県K市で体験した話です。同じ学校に通う友達と私の話。 私が通っていた高校は、三つの校舎がありC校舎は霊が出るという噂があった。私の友達は合奏部で放課後はC校舎に近い音楽室を使っていた。 友達の話だと、一年生の頃からおかしなこと…

九十夜目『仮説』

これはSさんが大阪府O市で体験した話です。小学校低学年の頃、とにかく泳ぐことが好きであった。 夏になると時間を見つけては市民プールに通い、朝から夕方まで泳いでいた。 特にお気に入りだったのが流れるプール。当時としては最新式で、広い敷地内をカ…

十の奇妙な話、その4

体験者:Mさん 兵庫県A市これは、私の姉が当時住んでいたアパートでの話です。 今から17、8年前に姉は兵庫県明石市の2階建てのアパートの1階に住んでいました。 まだ結婚前で同棲していた姉は、職場から通いやすくて安いアパートということで住むことに決…

十の奇妙な話、その3

体験者:Rさん 愛知県の自宅私が20歳代のころの話です。 ある夜、本当に唐突に幼稚園時代の友人A子が夢にでてきました。A子は卒園後遠くに引っ越したのでそれ以来一切かかわらずに過ごしてきました。実際に会ったりSNSでA子の情報を見たりはもちろん、日常の…

十の奇妙な話、その2

体験者:Mさん 宮崎県私が実際に体験した話です。彼氏の家にお泊りして、翌日の朝のこと。彼氏は仕事の為、朝5時に起きてお弁当を作っていました。 私は休みだったのでそのまま寝ていたのですが、突然足元の布団がめくれるような感覚に。彼氏のいたずら?と…

十の奇妙な話

体験者:Aさん 福岡県K市当時中学2年生だった私は、夜に実家で寝ていると初めて金縛りを体験してしまいました。 その時はとても怖くて、目が開けられなかった事を未だに覚えているのですが、その後誰かが布団の上にのしかかった様な圧を感じました。 その…

八十九夜目『つかれた』

これはAさんが長野県M市で体験した話だ。小学生の頃、田んぼと田んぼの間の細い道に小さな道祖神があった。 それは数十年前に雷に打たれて亡くなった女の子を慰霊するためのもので、いつも飴やクッキーなどのお菓子がお供えされていた。「雨の日は気をつけな…

八十八夜目『道に迷った人』

これはTさんが京都府K市で体験した話です。今から10年くらい前、京都の有名な観光地の近辺でアルバイトをしていた。昼間であれば修学旅行生や観光客がたくさんやってくるのだが、夕方から夜にかけては少し民家から離れているので、そこまで人とすれ違うこと…

八十七夜目『おばちゃん』

これはAさんが香川県T市で体験した話です。Aさんは、ある年のお盆にいとこの家へ遊びに行ったそうだ。夏休みということもあり、その日はAくんの家族、いとこ家族、さらにいとこの姉夫婦の三世帯が集まり、賑やかに過ごした。 大人たちはリビングで食事をしな…

八十六夜目『呼出ベル』

これはたWさんが大阪府O市で体験した話です。学生の頃、大阪のミナミにある某居酒屋でバイトをしていた。 テーブルの半個室11席と、お座敷の完全個室4席があるお店。 閉店後、店のテーブル席の床を掃き掃除していると、自分の後ろに人の気配があってピタッ…

八十五夜目『シートベルトの警告音』

これはIさんが千葉県H市で体験した話です。昔から有名な心霊スポットへ行った時のこと。そこは東京湾観音という施設に続くトンネルなのだが、工事の最中に事故があり、多くの作業員が亡くなったそうだ。 そのトンネル内でクラクションを鳴らすと車のガラス…

八十四夜目『病院での残業』

これはMさんが東京都にある病院で体験した話です。私は、物心がついたころから他の人は見ることのできない何かが見える体質だった。 私の勤めていた病院はその地区では大きな総合病院。 仕事が終わらずその日は21時過ぎまで残っていた時の事。仕事をしていた…

八十三夜目『ツーリング先で』

これはMさんの友人が島根県で体験した話です。 大学時代の友人、AとBの体験。 AとBは夏休みに関西の大学から九州までツーリングを計画しており、自然を背景にバイクの写真を撮りたいという理由で、島根県や鳥取県の山の道を通る予定にしていた。 しかしいざ…

八十二夜目『城跡近くの女性』

これはMさんが茨城県M市で体験した話です。母はもともと「霊感がある」と自分で言う人で、今では本当かどうかも分からないけど、霊感のない兄と私も一緒に遭遇した話。 近所に昔お城が建っていた跡地ががある。当時の母は軽量の荷物を届ける運送業のバイトをし…

八十一夜目『死者への冒涜』

これはMさんが同じバイト先の先輩から聞いた話です。先輩は車の修理会社で働いていた。 その会社では、事故車を扱うことも多く、先輩は霊的な体験をすることも多かったようだ。 ある日、とある事故車が運ばれてきて、先輩の上司が対応することになったそうだ…

八十夜目『公衆電話の声』

これは、Yさんが佐賀県K市で体験した話です。Yさんが昔から霊感が強い方で、不思議な体験をすることが何度もあったとか。 例えば、幽体離脱のような経験をしたり、空中を漂っている白い人影を見たてしまったり。ある日Yさんは学校の帰り道に、公衆電話の…