【実話系怪談】忌奇怪会~kiki-kaikai~【本当にあった怖い話】

Twitter→https://twitter.com/kikikai76211126?s=09 怖い話を集めています。 ある程度見て頂ける人が増えたら、wordpressなどを使って原文も合わせて投稿したり、 コメントなど頂けた人気の高い話は朗読系YouTubeでも公開しようと考えています。 現在はまだまだ細々と、1日1話投稿出来れば良いかな…と。二次使用などはご相談下さい。

百六十五夜目『階段近くの和室』

これはLさんが愛媛県I市で体験した話です。これは私が学生の頃の事。 当時、全寮制の学校に通っていたのですがマイコプラズマ肺炎になり実家に帰っていた。隔離の為に普段誰も使っていない和室で過ごすことになった。その和室は階段を登ったすぐそばにあっ…

百六十四夜目『父の霊感』

これはMさんが栃木県U市で体験した話です。10年ほど前、私がまだ高校生の頃 私の家族は父と母との3人家族で、父は昔から霊感のようなものがあると言っていて、○○には近づくな、とか、××の方には一人で行くなよ、等 たまに訳の分からない助言をされることも…

百六十三夜目『事故物件に棲む者』

これはYさんが東京都H市で体験した話です。2018年5月の事、私は結婚した為これまで住んでいた賃貸住宅が狭いと感じ、妻と引っ越しをした。 引っ越し先に選んだ物件はH市にある築16年の5階建てマンション、間取りは2DKで家賃が4万2000円という物件だった。 …

百六十二夜目『張り付く人影』

これはMさんが愛知県T市で体験した話です。高校時代、友人とカラオケボックスに行った時の体験。 その日は授業が終わった後、友人の地元へ行きカラオケボックスへ行く流れになった。夕方過ぎにカラオケボックスに到着。 受付を済ませ、自分たちの部屋へ向か…

百六十一夜目『お風呂場でのだるまさんが転んだ』

これはTさんが広島県Y郡で体験した話です。これは私が学生の時に体験した事だ。 とある夏の日の夕方に、姉と怖い話をしていた。 その中で姉が実際に体験した話を私もやってみることになった。それはお風呂の中でだるまさんが転んだと心の中で唱えた後、鏡を…

百六十夜目『閉店間際の客』

これはMさんが群馬県S市で体験した話です。私が社会人一年目の頃。 Uターン就職で、私は地元のスーパーに就職した。 スーパーと言っても、食品売り場だけでなく書籍売り場やおもちゃ売り場、布団など生活雑貨も取り扱う少し大きめな店で、私は衣類部門に配…

百五十九夜目『内線』

これはLさんが大阪府O市で体験した話です。数年前、総合病院で受付事務として働いていた。 夜の9時頃まで仕事をしていた際に、内線が鳴った。 他の部署でも夜遅く残ることもあるため、どこかから掛かってきたのだろうとすぐ出た。しかし相手は何も話さない…

百五十八夜目『壁から伸びる足』

これはEさんが宮城県M市で体験した話です。両親が離婚し、母・私・弟の三人で越してきた家では、度々不思議な事が起こったその中から体験談を一つ。当時私は小学5年生、弟は幼稚園の年長、母はフルタイムで働いていた。 16時頃、学校が終わった私が一番に…

百五十七夜目『子供にだけ見える子』

これはMさんが埼玉県S市で体験した話です。子どもは大人には見えないものが見えると言われていふが、うちのもうすぐ4歳になる息子も、何か見えているようなのだ。 もちろんただの勘違いだったり、子どもの創造の産物の可能性もあるのだが。息子がまだ1歳に…

百五十六夜目『過去からの電話』

これはMさんが群馬県S市で体験した話です。高校生の頃の事。 夕ご飯ができるのを実家のリビングで待ちながらテレビを見ていると、急に電話が鳴った。 母はご飯を作っていて、父は持ち帰った仕事を書斎でしていたので、手の空いていた私が電話に出た。「は…

百五十五話目『叫び声』

これはMさんが埼玉県N市で体験した話です。大学生の頃、アパートを借りて一人暮らしをしていた。 安いわりには最上階にあり入り口がオートロックで、大家さんが同じアパート内の一室に住んでいて、私の住むアパートの隣にもう1棟アパートがありその周りは…

百五十四夜目『目の前に』

これはAさんが大阪府N市で体験した話です。私が今から15年程前、20歳頃に大阪のM山にある昔の処刑場『首狩場』と呼ばれる心霊スポットに、当時仲が良かった友達とその知り合いのグループ8人くらいで肝試しに行った時の事。 M山までは車2台で向かい、…

百五十三夜目『かくれんぼ』

これはIさんが東京都K市で体験した話です。これは何年か前に1人暮らしをしていた時の事。 ある夜、私はいつものように寝ていた時に夢を見た。 場所は大きな畳敷きの縦に長い宴会場のようなところで、両サイドには精進料理を食べるような小さなテーブルのよ…

百五十二夜目『おじいさんの時計』

これはMさんが大阪府T市で体験した話です。それは私が小学3年生の夏休みの事。 自営業の父と母が自宅近くの店舗で商売をしていたため、一人っ子の私は自宅で母の作り置きのお昼ごはんを独り寂しく食べていた時に起きた話だ。 我が家には、まだ私が産まれる…

百五十一夜目『蛇の祟り』

これはSさんが岩手県I市で体験した話です。私が小学2年生の頃のこと。当時築40年以上の借家に住んでいた。 擦り切れた畳の六畳間が3部屋、トイレは汲み取り式、風呂もシャワーはないその平屋は、見るからに「ぼろ家」という風情。 その家の裏には小さ…

百五十夜目『知らなくていいこと』

これはBさんが広島県H市で体験した話です。あるホテルに何泊かしたときのこと。 部屋で一人で過ごしているときに、女性の悲鳴が聞こえてきた。 悲鳴のような、ではなく、部屋の外で叫んでいるようなリアルな悲鳴。 最初は実際に誰かが叫んでいるのが聞こえ…

百四十九夜目『蝉しぐれ』

これはMさんが滋賀県O市で体験した話です。スポーツ系の部活で夏合宿の合宿でのこと。 宿泊地が練習場近くのお寺にあり、夏の合宿でかなり暑い中ヘトヘトになるまで練習をしていた。 そんな中、途中で気分が悪くなった私はキャプテンに言ってお寺で泊まって…

百四十八夜目『人魂』

これはTさんが茨城県H市で体験した話です。ひとだまを見たことがあるだろうか。私は今までに2回目撃している。 1回目は子供の頃、私が住んでいた団地のベランダから外を見ていた時。 私の部屋は4階で、夏の夕暮れで涼しい風が気持ち良いまだ明るい夏の午…

百四十七夜目『嫌な交差点』

これはTさんが茨城県H市で体験した話です。幽霊は存在する。これは私のいくつもある体験からそう断言できる。 これは私がよく行くスーパーマーケットがある交差点での出来事。そのスーパーマーケットは国道の大きな交差点の角にあるのだが、いつも朝と夕方…

百四十六夜目『足音』

これはMさんが奈良県H市で体験した話です。私が高校2年生だった時のこと。 教室ではなく、私は一人で個室部屋にて机で勉強をしていた。 勉強をしていると、だんだん睡魔が襲ってきて、ウトウトと瞼が重くなってきていたが、先生がいつ入ってくるか分からない…

百四十五夜目『あそぼ』

これはTさんが石川県K市で体験した話です。20年くらい前の事。 当時仲がよかったバンドマンの友人達といっしょにK市のライブハウスでライブを行うためワゴン車に楽器を積み、夜に東京を出発した。 途中休憩をしてライブハウスに到着したのは明け方の4時前…

百四十四夜目『部屋に留まった記憶』

これはNさんが東京都M市で体験した話です。引っ越してきて1週間ほどたった何の変哲もない夜に、眠りについていると今までに見たことのない夢を見た。 ただ内容を鮮明に今でも覚えているということはとても印象深い出来事だったからだと思っている。これは…

百四十三夜目『気さくなおじいちゃん』

これはAさんが岡山県I市で体験した話です。私はよく田舎に猛禽類の観察に出かける。 ここはどうだろうと思うような名もない場所に、昨年から何回も通い続けている。 その場所は目の前には岩肌、標高差300mぐらいありそうな断崖絶壁で、見ているだけでゾ…

百四十二夜目『緩い右カーブ』

これはUさんが兵庫県K市北区付近で体験した話です。20年ほど前の事。 仕事が23時頃に終わり、深夜に帰宅する途中峠道を通るのだが、いつも車両の少ない時間帯でも安全に時速50km位で走行していた。 緩い右カーブに差し掛かったとき、ハンドルを右に切…

百四十一夜目『橋の手』

これはMさんが和歌山県W市で体験した話です。私が20歳の時に体験した出来事だ。 当時私は県外の学校に通うため、毎朝5時頃にW市駅まで自転車に乗って行く必要があった。 いつものように自転車で、川に架かる橋を渡っていたのだが、その日は1メートル先も…

百四十夜目『留守番』

これはKさんが富山県T市で体験した話です。当時父親は長距離トラックの運転手で、母親は学校の役員だったので、我が家では夜に私と弟だけで過ごす事があった。その日も私と弟が家で留守番をし、リビングでテレビを見ていたのだが、『ピンポーン』と家のチャ…

百三十九夜目『後ろの女性』

これはYさんが東京都H市で体験した話です。2020年9月上旬の事だ。 私は霊感が全く無くこれまでに幽霊というモノを1度も見た事は無く正直霊というモノを信じていなかった。 休みの日に趣味である釣りをしに1人でH市を流れる大きな川へと行った時、朝から夕方…

百三十八夜目『道連れ』

これはHさんが広島県O市で体験した話です。ある日のバイト中、後輩の女の子がいつもより元気がなかったので、どうかしたのかと訊ねた。 するとその子がげんなりしながら何があったか話してくれた。つい先日その子は友達と4人で遊びに出かけたそうだ。 夜に…

百三十七夜目『看取りにきた』

これはYさんが千葉県N市で体験した話です。平成19年6月に体験した、不思議な話。 母方の伯母の葬儀で公立の斎場と焼き場を利用した時のこと。親族と近縁だけの葬儀で20人くらいの会葬者で行った。 その日は6月にしては肌寒い天候で朝から小雨が降り…

百三十六夜目『落ちた』

これはGさんが東京都S区で体験した話です。この日は、大学の授業で使う画材を買いに朝から新宿駅周辺をウロウロしていた。 どんよりとした曇り空だったのだが幸いにも雨は降っておらず、早く買い物を終わらせて家に帰ろうといくつかのお店を駆け回っていた…